ラ・ブヴェット・ブラン カステルモール
La Buvette Blanc / Castelmaure
参考小売価格:1628円
産地:ラングドック
品種: グルナッシュブラン 100%
購入元:三本酒店
インポーター:野村ユニソン
自然派ワインの取り扱いインポーターで有名な野村ユニソンさん。ネットではあまり見かけないので、酒屋さんから案内来たのでラインナップの中から2千円以下を全て購入しました。
自然派ワインは当たり外れや好みで左右されると言われておりますが、白ワインに関してはそうでもないと感じております。むしろ、自然派ワインと言われてる白ワインは食中ワインとして万人受けするタイプなのではないかと。
温暖地方が種類的にも多い為、濃厚な果実味を味わえるタイプが多いのです。
このワインはグルナッシュ・ブラン。フランスでは5番目に広く植えられている白ぶどう品種でもあり、南仏白ワインの定番だったりします。
しかし、量販店では取り扱いが少なく、単一品種ワインでも見かけません。また、高級ワインでも取り扱うことがレア(むしろ存在すらしらない)なので、認知されにくいのでしょう。
しかし、当研究所の見解からすると、安ワインの価格帯ならシャルドネよりグルナッシュ・ブランのほうが美味しく感じています。
今回のワインも定価なりの美味しさを最大限に味わえました。
カリン、みかん、はちみつ、コンポートレモン。酸度高め、余韻で苦味、切れ味ありのドライタイプ。果実味しっかりなのでボディに厚みもあり、口の中で転がせるワインです。
食中ワインや昼間飲むワインとして良い仕事してくれますよ。
本日の組み合わせ
カルボナーラにはコクのあるシャルドネが最適解!そんな思いから他の品種でペアリング試したことなかったですが、白なら何でも合いそう。グルナッシュ・ブランでも相乗してる#庶民の晩酌 #自然派ワイン pic.twitter.com/j77scRMtD2
— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) March 13, 2023
生ハムメロンにあこがれてアボガドで代用。#庶民の晩酌 pic.twitter.com/9eWbUN0vRB
— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) March 14, 2023
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Bランク
かわいいデザインのエチケットに透明な瓶、誰もが気軽に楽しむことのできるスーパーデイリーなワインがこの「ビュヴェット」です。“Buvette”とは、ワインを飲む場所のこと。ブラッスリー、立ち飲みスタンド、軽食堂という意味と共に、気のおけない仲間が集まって酒盛りや宴会を開くという意味で使われていたそうです。夏、太陽の日差しが燦々と照りつける南仏ラングドック・ルーション地方では、夕食時になると海から吹き抜けてくる夜風に涼みながら、ワルツを踊り陽気にワインを愉しむそうです。想像するだけで幸せな時間ですね。気軽に楽しめるワインですが、ワイン造りのこだわりは本格的。厳しい生産ポリシーを持ち、畑の区画の条件にあう営農法を指導、畑の健全性やブドウ品種、成熟度合そして土壌の種類ごとに収穫されたブドウを分けて発酵させるなど、美味しいワインを造るため品質向上に努めています。こちらのブランは、グルナッシュブランを使用したカジュアルな白ワイン。飲み飽きしないゴクゴク飲める、夏向きワイン。BBQやアウトドア料理にもおすすめです。Tasting Note
https://maru-miyataya.com/products/ラ-ブヴェット-ブラン-カステルモール
瑞々しく、キレのある味わいです。フルーティーさやフレッシュさがあり、軽快なエキス感が心地よく楽しめます。キリッと冷やして、切れ味よく飲むのも美味しいですが、冷やし過ぎずに、ボリューム感のある果実を味わって頂くのもオススメです。