山梨甲州2018 /キッコーマン食品
購入価格:1436円
産地:日本
品種:甲州
購入元:地元のスーパー(サニーマート)
製造会社:マンズワイン株式会社
日本酒愛飲家の方、すいません。でも、これが偽りなき私の気持ちです。
決して毛嫌いしているわけではなく、私もワインを飲み始めるまでは10年以上日本酒と付き合ってきた経験があります。
そんな中で、一つ理由として大きいのは、
「日本酒は悪酔いしてしまう」
ワインなら1日で3本、ウイスキーやジン、ウォッカ類でも1日1本、ビールも1ケースぐらい軽く空けれるほどのアルコール耐久性がある私の体質ですが、日本酒はすぐに酔ってしまいます。二合で泥酔、3合で吐き気がし、次の日の朝はロキソニン必須です。
そんなに気持ち悪くなるにもかかわらず、寿司や生魚などの日本食と日本酒のマリアージュは決して切り離せない関係でした。
しかし、この「甲州」に出会ってからは、日本食と甲州の相性の良さにゾッコンです。
とってもさっぱりとした軽い口当たりが物足りなく感じる人も少なくないでしょう。
でもね、そこが甲州の素晴らしいところ。
主張しすぎず、あくまで料理を引き立てる脇役に徹する姿勢に、惚れ惚れします。
人間に例えてみてはいかがでしょう?
控えめで、脇役に徹し、影で主人公を支える。
そうです、甲州とはバイブレイヤー的ワインなのです。
残念ながら、日本のワインはコストパフォーマンスといった意味では、やや割高感も否めないタイプが多いです。しかし、こちらのワインは、ネットでも1500円前後で販売しており、大手が製造元となっており、近所のスーパーで必ず置いているワインです。そういった意味では、大衆アルコール飲料のポジションを今後確立させるポテンシャルを秘めたボトルです。
飲む際に注意すべき点とすれば、決して「ワイン」として、期待しないこと。あくまで食事の際の水代わり的ポジションで考えていただければ、その真価が理解できるはずです。