キリ・ヤーニ キュヴェ・スペシャル ブリュット
Kir-Yianni Cuvee Speciale Brut Sparkling
参考小売価格:2100円
産地:ギリシャ/ノーザングリース/マケドニア
品種: クシノマヴロ主体
購入元:かめや
インポーター:モトックス
輸入会社であるモトックスさんのトップページから、ワンクリックでたどり着けるページで大きく紹介されていたワイン。
日本のファンの皆様のご要望に応えて登場!「クシノマヴロ」を主体にした辛口スパークリング「キュヴェ・スペシャル ブリュット スパークリング」
https://mot-wine.mottox.co.jp/new_wine2/kiryianni_sp.html
そもそも、「クシノマヴロ」たる品種のワインも飲んだことなければ、ギリシャワインを自分で買うのも初めてなのですが、ギリシャ産のスパークリングワインはレストランで味わった時は好印象。販売ページの気合の入れ方も相待って、期待値を高く見積もりテイスティング。
1杯目はあえてスパークリング用のグラスではなく、通常のテイスティンググラスで味わいましたが、泡の少なさと、アルコールの苦味に嫌悪感を抱きます。一言で言うとダラシのない味わい。
スタートの温度は9度から飲み始めたので、2杯目はボトルを冷蔵庫で冷やし直し(約1時間)、フルートグラスで再チェック。
結論から言うと、味わい的には平均的な千円スパークリングの領域から脱していない満足度。炭酸は少なめで、口の中で一度液体を噛むと泡が消えるレベル。
フルートの口狭グラスでは、フルーツ要素主体でアオリンゴ、レモン、グレープフルーツを感じる。苦味と酸味メインで、余韻に心地よい甘味。
嫌な甘さは無いので、違和感なく飲むことはできますが、濃厚系を期待すると肩透かしを食らう「フレッシュでライト」なスパークリング。
ギリシャって希少アドバンテージを考慮すると値段相応の許容価格にはおさまっているかと。
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庶民のワインポイント
値段(小売):44点
生産地:3点
アロマ :4点
バランス :5点
余韻 :5点
複雑性:5点
買いやすさ:3点
主観:3点
期待値が高すぎ分、落胆が大きかったのが原因。
総合得点:72点
庶民のマリアージュ
レモン汁を絞って食べる系料理は全部合いますが、具体的に提案していくと、
- ケンタッキーフライドチキン
- フィッシュ&チップス
- マルゲリータ
- 春雨サラダ
- アスパラベーコン