レゼルヴ・ド・ラ・コンテス 2014
Reserve de la Comtesse 2014
参考価格:7590円
購入価格:3本で14420円
産地:フランス/ボルドー/ポイヤック
品種: カベルネ・ソーヴィニヨン51%、メルロー49%
購入元:葡萄屋
インポーター:モトックス
庶民のワインポイント:3.62点
ホームパーティーにお呼ばれしたときに持ち込んだワイン。
庶民のワイン研究所所長といえど、貴族パーティーに参加するときは多少の無理はしますよ、体裁もありますし。汗
このワインは、年末に葡萄屋さんからのゲリラメールで購入したボルドー格付けシャトーのセカンドライン3本セットの中の本命ワイン。
年始に期待して飲んだ「シャトーディッサンの2nd」が残念な印象だったため、最悪の場合も想定して挑みましたが、さすが高ワイン的なクオリティでした。
味わいの感動度指数的には2019年庶民の十二使徒ワインクラスに勝るとも劣らない。
3千円台で購入できていたのであれば手放しで称賛してたであろうその味わいは、定価を考えるとまぁこんなもんかなって口に出して言ってしまいます。
香りは黒系果実と赤い深みのある花の香りがメイン。枯れ葉、タバコ、ハーブ、微かにバニラ。それぞれの要素が主張を鬩ぎ合いながら鼻腔を抜けていくので、嗅いでいて楽しいアロマ。
口当たりは重すぎない適度なフルボディ。酸味、渋味、甘味のバランスはどの要素も突起することなくまとまっており、飲み手を選ばない仕上がりになっていました。
アフターに弱さがあるので、料理とのペアリングがマッチすれば、大化けする可能性は大いに考えられます。
この日は料理を食べ終わった後に飲んだので、そう言った意味では少し心残り、、、。
1年にそう何本も買えない価格帯のワインなので、贅沢を言えば、もっと脳天をカチ割るぐらいのインパクトが欲しかったところ。
庶民のワインポイント
価格:0点
生産地:5点
買いやすさ:3点
売り文句:5点
販売元さまから拝借。私もこのような表現ができるようになりたいと純粋に思わせてくれました。
カシスやラズベリーを煮詰めたようなアロマ。アニスのような甘いハッカや薬草、黒鉛、アップルパイなどのニュアンスが奥底にあり、時間と共に放たれていくような複雑な香りです。口当たりはビロードのように柔らかく、上質さを感じるタンニン。鮮明な甘酸っぱさのある酸は新鮮で活気に満ちています。早い時期から楽しめる事ができ、2018年頃から飲み頃に入っています。また10年程は寝かせることも可能です。
https://www.budouya.jp/products/detail/3445
アロマ:5点
複雑性:4点
余韻:3点
たいがくんポイント:4点
やはり値段はネック。この感動指数ならせめて5千円以下では抑えてもらいたいところ。
総合評価:3.62点