カステッリ・デル・ドゥーカ・ビアンコ2018
Castelli del Duca Bianco 2018
参考小売価格:1250円
産地:イタリア/エミリア・ロマーニャ
品種: オルトゥルゴ 90%/ソーヴィニヨン・ブラン 10%
購入元:かめや
インポーター:モトックス(詳細はこちら)
イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州のワイン。
あまり馴染みの少ない地方なので、ソムリエ教本開いて読んでみましたが、割り当てられているページ数も3ページと他の州と比べて少なく、馴染みのなさも納得の地域。唯一拾えたトリビアとしては、エミリアロマーニャ州は、エミリア地区とロマーニャ地区に別れてるってことぐらい。今回のワインの原産地呼称や主要品種である「オルトゥルゴ」の情報も探すことができませんでした。
さて、問題のお味ですが、典型的な安イタリアの白ワインって感じ。
海を連想させる磯っぽさやミネラルを感じますが、全体的に癖(個性)がなく、飲みやすいと言った意味では優秀です。しかし、薄さや淡白に感じすぎるところが、ファミレスに出てくるグラスワインのように感じます。
値段を考えるとそれ相応の満足度は得られますが、「エミリアロマーニャ州」や「オルトゥルゴ」ってこんなワインなんだぁ。って特徴を掴み切ることができなかったので、ちょっと残念。
民のワインポイント
値段(小売):50点
生産地:3点
アロマ :3点
バランス :5点
余韻 :3点
複雑性:2点
買いやすさ:3点
主観:3点
総合得点:72点
庶民のマリアージュ
ウェブや書籍で著者や販売元が提案する、ワインと料理の組み合わせは概ねって手の込んだ料理や、名前が横文字の気取ったメニューばかり。実際に再現できるのは富裕層の料理上手な専業主婦か、ガチで料理が趣味の人ぐらいではないでしょうか。
そんな悩みを解決すべく、当研究所では、毎日投稿したワインで身近なマリアージュを成立させます。実際に試しているわけではないですが、ワインの味わいからしっかりイメージを捉えますので、大きく外すことは絶対にありません。すなわち、「個人の主観です!」なんていいわけはしまませんよ。
では、さっそくこのワインに合う食べ物を提案させていただきます。
- 焼き鳥塩
- さやえんどう
- 枝豆
- 冷奴
- 養殖物の刺身
- かき揚げ