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ドイツ

ドイツ赤ワインの秘密…ポルトギーザーって知ってる?

ベッカー ポルトギーザー・フリードリッヒ・ベッカー

Becker Portugieser

参考小売価格:3500円

産地:ドイツ・ファルツ

品種: ポルトギーザー

購入元:社長直連絡

インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ

ドイツワインといえばリースリングやピノ系を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、実は国内で栽培面積第3位を誇る赤ワイン用品種が存在します。それが「ポルトギーザー」。日本ではあまり馴染みのない名前かもしれませんが、ドイツの日常にしっかり根を下ろしているブドウです。

今回手に取ったのは、ドイツワインインポーターとして信頼を集める ヘレンベルガー・ホーフ さんから購入した1本。生産者は、過去にピノ・グリやピノ・ノワールで衝撃を与えてくれた フリードリッヒ・ベッカー。デイリーワインの枠を超える造り手として注目しています。


コスト感と期待値

価格は1リットルボトルで3,500円。750ml換算すれば2,500円を超えてきます。日常消費用とはいえ、十分に「味わいへの期待」を抱かせるレンジ。量と質のバランスが試される領域です。


テイスティングノート

  • 外観 ピノ・ノワールを思わせる透き通った赤紫。軽やかさと透明感が印象的。
  • 香り スパイスと果実が混じり合い、繊細さの中に複雑さが潜む。エレガントなタンニンを予感させる香り立ち。
  • 味わい 酸味と渋味が主体。しかし口当たりは驚くほどライトで、全体の調和を崩さない。軽やかなボディにもかかわらず、ワインとしての存在感は際立っており、肉料理にも寄り添えるし、晩酌で一本通して楽しむのも十分可能。

汎用性と今後の注目

1リットルというサイズは、ワイン会や持ち寄りの場でも重宝します。なにより「ライトなのに存在感がある赤ワイン」は、実は選択肢が限られるカテゴリー。そこにポルトギーザーは見事に収まる。

ベッカーの手によって、デイリーのイメージを超えたスタイルに仕上がっていることを今回も再確認しました。

やはり――ベッカーは裏切らない。

庶民のお酒ランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定


ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com