庶民のワイン研究所を運営している手前、ここ5年間はワインにコミットしてアルコール生活を送っていましたが、今年の夏頃から徐々にワイン以外も解禁していっております。
というのも、ワイン1本飲み終えても「何か飲みたい」欲を抑えられず、箱ワインなんかも利用していましたが、酔うための用途にワイン飲むのはもったいないと悟ったからです。
箱ワインといえど、食事と合わせて楽しむとポテンシャル上がりますし、料理酒として常備しておきたいので、無駄に消費するのがもったいなくなりました。
夏場は4Lペットのウイスキーや赤玉スイートワインを炭酸割りにして楽しんでおりましたが、この冬は新ジャンル・発泡酒(偶にビール)で攻めていきます。
最近酒税法変わってビール安くなったじゃないですか。発泡酒と1缶50円ぐらいしか変わらないのであればビール飲んだほうが良いと考えていました。さらに言えば、そのビールと100円200円の差額で高級クラフトビール買えるなら安いもんだと。
考えてみてください。毎日飲んでるワインとか普通に昨日のワインと今日のワインで千円〜2千円の差があるなんてざらですから。
しかし、最近サッポロビールのホワイトベルグって新ジャンルをジャケ買いして飲んだら、高品質クラフトビールクオリティに感じて驚きました。
ビールの酒税が安くなった背景には新ジャンルのクオリティが上がったからなのではって思ったわけですね。
昔は持ち寄りのバーベキューでクリアアサヒを持ってきた人にドン引きしてた自分がいたのみも関わらず、糖質オフ系は水だと思っていた自分がいたにも関わらず、新ジャンル全種類飲んだこと無いなって。
無数にあるワインを全制覇することはできないけど、新ジャンルぜんせいはするの一週間もかからんわってことで、棚においてあった新ジャンルと発泡酒を購入してみました。
飲むたびにこちらにレビューしていきます。
サッポロ生ビール ナナマル
イメージしていた糖質オフ系のど直球。プリン体抑えるとこんな変な味になるのか。風呂上がりだったのでなんとか飲めましたが、炭酸なくなったり、ぬるくなったりしたら絶対に飲めないやつ。炭酸水にスピリッツ混ぜて茶色にして泡白くしましたって飲み物。
他社製の糖質オフ系も似たような印象があるので、今後飲み進めるうちに評価が変わるかもしれませんが、暫定最下位です。
価格 200円ぐらい(通常ビールと比べて高いと感じる)
総評(5点満点)
- コク 0
- キレ 5
- 甘み 1
- 苦味 3
- フルーティー 1
- 個人的評価 1
サッポロ GOLD STAR | ビールテイスト
エビスや黒ラベル好きなので、このラベルのコピーには期待値が高まりました。
ある程度酔った状態で飲みましたが新ジャンルとしての完成度の高さを感じれます。流石にエビスっぽさも黒ラベルっぽさも感じることはできませんでしたが、自動販売機のジュースと変わらない価格でこの飲みごたえは天晴。
価格 150円ぐらい(エビス買うよりこちらを選びそう)
総評(5点満点)
- コク 3
- キレ 3
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 4
本麒麟
缶のデザインやキャッチコピーって飲む前の印象を操作して、味わいに影響しますよね。
メーカーのページなんかめっちゃめちゃ気合入ってますし、高い期待値で飲んでみました。
アルコール度数6%の割に尖った要素がなく、軽いビールって感じ。食中飲むと考えるとむしろ本物ビールより良いかもしれない。アマゾン超高評価もうなずけます。
価格 150円ぐらい(安すぎです。ビールと同じ価格でも勝負できそう)
総評(5点満点)
- コク 3
- キレ 4
- 甘み 2
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 5
淡麗プラチナダブル
ダイエッターや体型を気にする人が味は二の次で勝手そうな飲み物。
注いだ瞬間に白い泡が消えるので、グラデーション皆無。アルコールがなくなったら子供用ビールの味っぽい。プリン体0飲料どれも味が似てる。
価格 150円ぐらい(ジュースと同じ価格は凄い)
総評(5点満点)
- コク 1
- キレ 4
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 2
淡麗グリーンラベル 糖質70%
二十歳そこそこの時に常に冷蔵庫に入れていた発泡酒。
うまいと思ったこと無いのに惰性で買っていた気がしますが、当時は糖質オフ系の選択肢が少なかったですからね。懐かしさを噛み締めながら飲んでみました。
なんかすごくフルーティーに感じます。ビールらしさが低く、発泡酒が新ジャンルに負けていく未来がみえます。
価格 150円ぐらい(ジュースと同じ価格は凄い)
総評(5点満点)
- コク 2
- キレ 4
- 甘み 3
- 苦味 2
- フルーティー 4
- 個人的評価 2.5
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クリアアサヒ
朝から公園で酒盛りしてる人たちが良く飲んでる第3ビールの代名詞的銘柄。
これに手を出しちゃおしまいという偏見をもっていましたが、第3ビールの中では本格派ですし、個人的にはスーパードライより美味しく感じます。アル中ビール民が愛すべきブランドであるのもうなずけますね。
価格 150円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 3
- キレ 4
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 4
アサヒスタイルフリー<生>
クリアアサヒのあとに飲みましたが、違和感なく飲めました。というのも、糖質オフ系は「不味っ」って一口目に感じるからです。コクのなさと薄味なのが要因なので、糖質カットすれば致し方ないことなのですが、「不味い」って思わせないのは大事ですね。
価格 150円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 2
- キレ 4
- 甘み 2
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 3
アサヒ ザ・リッチ
このあたりに来ると、第3ビールの楽しみ方が分かってきました。
ビールの代替えや、ビールにどれぐらい近づいているのかを期待して飲むのではなく、「新ジャンル」の飲み物として楽しむということ。
糖質オフのあとに飲んだので「リッチ」さがモロに伝わりました。
価格 150円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 4
- キレ 2
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 4
スタイルフリーパーフェクト
良い冷ましの水分補給としては悪くない。
価格 160円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 1
- キレ 3
- 甘み 1
- 苦味 2
- フルーティー 1
- 個人的評価 2
JINRO TERRAビール
リカーショップの賞味期限間近投げ売りワゴンから救出。ちょっと苦い水。
総評(5点満点)
- コク 1
- キレ 3
- 甘み 1
- 苦味 3
- フルーティー 1
- 個人的評価 2
クリアアサヒ 贅沢ゼロ
クリアアサヒの良いイメージを崩すことなく糖質0なのはいいですね。
デザインがパットしませんが、中身はイケてます。「クリア」な味わいで後味でしっかり麦っぽさも残るので飲みごたえがあります。
原材料に調味料(アミノ酸)が入っているので、科学の集合知って感じがしますね。
価格1本150円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 2
- キレ 3
- 甘み 1
- 苦味 3
- フルーティー 1
- 個人的評価 4
サッポロ サッポロビール園 ファイブスター
普通にビールと思って飲んでました。これがビールテイスト飲料の真価なのですね。ただ、芽の製造地例:ドイツ、フランス、デンマーク、カナダ、オーストラリア、日本などといったいどこなんですかとツッコミたくなる。
価格1本214円(ビールより高い!!)
総評(5点満点)
- コク 4
- キレ 3
- 甘み 2
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 3
銀座ライオン ビヤホール
名前で美味しく感じた説ありますが、クリーミーでコクと苦味のバランスも整っていて無限に飲めそう。150円近辺から50円追加するだけで段違いのクオリティですね。
価格1本200円
総評(5点満点)
- コク 3
- キレ 3
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 4
金麦〈糖質75%オフ〉
1杯目に飲んだからなのか、糖質オフ系の中ではイケてる用に感じる。天然水利用って書いてるのもなんだか美味しく感じるポイントかも知れない。模倣ビールとして十分満足できるレベルです。
1本160円前後
総評(5点満点)
- コク 2
- キレ 3
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 1
- 個人的評価 4
サントリー金麦
CMの影響か、糖質オフの次に飲んだからなのか、めっちゃ美味しく感じます。むしろ本物ビールのスーパードライと比べても美味しく感じます。これが新ジャンルの実力なんですね。
値段160円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 3
- キレ 3
- 甘み 3
- 苦味 2
- フルーティー 2
- 個人的評価 4
サントリー 金麦 円熟の深み
この日3本目。順番が良かったからなのか、ノーマルの金麦とkらべて確かにリッチな雰囲気があります。期間限定なのがもったいない。
価格 1本 160円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 4
- キレ 3
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 3
- 個人的評価 4
サントリー 金麦 ザ・ラガー
連続4本目辺りになってくると、味の違いがわからなくなってきますね。パッケージ観て「濃いんだろうね」と思うぐらいで、感覚が鈍ってきます。料理の油分を洗い流す、リセット的な役割を担ってくれるので、下手にワイン飲むより安上がりなのは間違いないですが、1日ワイン1本と4缶あけると、翌日残りますね。
総評(5点満点)
- コク 4キレ 4甘み 3苦味 3フルーティー 3個人的評価 4
サントリー生ビール
新ジャンル飲み続けてからのビールでしたが、本物と新ジャンルの境界線がむしろボヤケてきました。このビール?薄くてスルッと飲めるので、新ジャンルに感じます。プレモルの廉価版、金麦の強化版といったところでしょうか。なんか中途半端な気がします。
価格 1本180円ぐらい
総評(5点満点)
- コク 2
- キレ 3
- 甘み 3
- 苦味 2
- フルーティー 2
- 個人的評価 2
ゴールドスター 秋の豊熟
サントリー生を飲んだ直後に飲みましたが、コクと旨味のレベルが段違いで驚きました。
濃厚で蜂蜜のニュアンスも感じ取れ、切れ味も抜群。そりゃ税金調整されるわなって商品ですね。今の季節にピッタリの味わい。
総評(5点満点)
- コク 5
- キレ 4
- 甘み 4
- 苦味 3
- フルーティー 3
- 個人的評価 5
のどごし生
クリアアサヒにも言えるんですけど、公園で朝から飲んでる勢のイメージがあり、パッケージがダサすぎる印象を受けてしまいます。とはいえ、味は偽物(ビール)の中の本物(本格派の新ジャンル)。濃厚なのに切れ味もあってアルコール感も程よいバランス。ブラインドで飲んだらもっと美味しく感じそう。
総評(5点満点)
- コク 4
- キレ 4
- 甘み 4
- 苦味 3
- フルーティー 4
- 個人的評価 4
キリン 淡麗極上〈生〉
食前風呂上がりの1杯目に飲んだので物凄く美味しく感じる。普段ビール飲んでると程よい軽さに感じるし、普段糖質オフ系飲んでると程よいコクを味わえる中間ポジション。昔の税率だと大アリ。ただ今となってはラガーとか一番搾りと約20円差はどうなんでしょう。ビールが大正義というわけでもないですが、気分的にね。
総評(5点満点)
- コク 3
- キレ 3
- 甘み 3
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 3
アサヒオフ
風呂上がりの水分補給に選択。
プリン体オフの新ジャンルって各社似た味の傾向にありますね。糖質気にするならハイボールの方がいい。
総評(5点満点)
- コク 2
- キレ 3
- 甘み 1
- 苦味 2
- フルーティー 1
- 個人的評価 2
サッポロ ドラフトワン
エビスビールが好きなので、なんとなくサッポロビールが作ってる方向性ってなんか好みなんですよね。このビールもエビスの廉価版と思って美味しく頂いていましたが、アマゾンだと150円切ってる新ジャンル(notビール)なんですよね。
330mlというちょっとケチってる容量に対して程よい量って謳ってるところが癪に障りますけどね。
総評(5点満点)
- コク 2
- キレ 3
- 甘み 2
- 苦味 3
- フルーティー 2
- 個人的評価 3
セブンプレミアム ザ・ブリュー
セブンイレブンとサントリーが共同開発した発泡酒。安いが理由で購入しましたが、一般的な発泡酒と遜色ないレベルで唸りました。糖質ゼロのカテゴリーだと頭一つ抜けてます。
むしろ糖質ゼロの軽さが程よく、「ビールじゃちょっと重たいかな」って気分にピッタリ。
風呂上がりの一杯目にとりあえず喉の乾きを潤させる1本として完璧でしょう。