フランス/ロワール地方

3色売ってるからサンセール

ヴィルボワ サンセール ルージュ 2018

Sancerre Rouge 2018

参考小売価格:4378円

産地:フランス・ロワール・サンセール

品種: ピノ・ノワール

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

フランスのAOC名は覚えることが沢山あり、その中でも近所の村で「赤のみが認められてる」だとか「白だけが認められている」だとか、非常に混乱する要素があります。

ロワール地方は特に複雑で、東西に1000キロ以上幅がある分、覚えるべき村名と認められているタイプが数多く存在します。

そんな中、ソーヴィニヨン・ブランで名を馳せてるロワールのツートップAOCが、「プイィフュメ」と「サンセール」であります。

しかし、サンセールは「赤、白、ロゼ」もAOCとして認められているアペラシオンとしてとても有名です。おそらく、小林史高先生の動画で、「3色認められてるからサンセールって呼ばれてるんですよ。」って言葉が刺さるんでしょう。そうなるとサンセールの赤ワインやロゼワインはとても気になってきますよね。

そもそも、まず見かけません。

そして、気にはなってるものの、「どうせお高いんでしょ」と斜に構えたりしています。

そんな中、当研究所が定番で購入しているカスタムセットに登場しているではないですか。

1万本の選択肢からサンセールの赤をチョイスするのは優先度低いですが、10本の中から選ぶならまっさきに候補に上がります。

週末の贅沢ワインとして飲んでみました。

予想してた味は、酸味強めの薄ピノでしたが、飲んでみると良い意味で期待を裏切られます。

まるでブルゴーニュなんて言うとサンセールに失礼かもしれませんが、本格的なピノ・ノワールです。

念の為1時間前にデキャンタして開かせてから飲み始めましたが、それでも心地よいタンニンがしっかりあります。ジュース系ピノと本格的なピノの違いはまさにここ。

平凡なピノ・ノワールだと味が一定で平坦なのですが、本格派は1杯ごとに味わいが変化します。

そして、ただ酸っぱいだけじゃない筋の通ったキレイな酸味が、食中ワインとして広い守備範囲をカバー。

4千円前後でブルゴーニュの村名区画だと北端か南の方になりますが、そのあたりと比較すると人に勧めたくなる「サンセールの赤」といえます。

ヴィルボワシリーズはほぼコンプリートしていますが、ロワール飲み比べやるのにもってこいの生産者ですよ!

本日の組み合わせ

ゴマダレでも、ポン酢でも合います!

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。
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