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チリ

秋の入り口に、モンテスの赤を

モンテス・リミテッド・カベルネ・ソーヴィニョン・カルメネール

MONTES LIMITED SELECTION CABERNET SAUVIGNON CARMENERE 

参考小売価格:2420円

産地:チリ

品種: カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール

購入元:アマゾン

インポーター:エノテカ

https://youtube.com/shorts/jZLHhbxnZwI

夜の空気にひんやりとした気配が混じり始めると、自然と赤ワインに手が伸びる。

そんな季節の変わり目に開けたのは、以前カルメネール特集の流れで買い置きしていた一本。

ただ、よく見ると――カベルネ・ソーヴィニヨンとのブレンドだった。

少し早いかなと思いつつも、結局はそのままコルクを抜いてしまう。

選んだのは、みんな大好きエノテカの定番銘柄、チリの〈モンテス〉。

アマゾンのセールで確か1,800円ほどだったと記憶している。

一昔前ならこの価格が定価だった気もするが、もともと「安定のチリ」と言われるほど、コスパに優れた生産者だ。

グラスに注ぐと、香りの立ち上がりが早い。

熟したプラムの濃密な果実香に、ロースト樽由来のチョコやコーヒー。

奥にはミントの清涼感や、石を削ったようなミネラルも感じられ、香りだけでも十分に複雑。

味わいは酸味とタンニンがしっかりしており、いかにも南米らしい骨格のあるスタイル。

ビーフシチューや煮込み肉などと合わせれば、化けるように旨味が広がりそうだ。

それでも単体で飲んでも渋みが突出せず、ブレンド設計の上手さを感じる。

いわば「飲ませ上手なフルボディ」。

カベルネの力強さをカルメネールが優しく包んでいる印象だ。

来週またアマゾンセールがあるらしい。

まだモンテスを飲んだことがない人は、そのタイミングでぜひ狙ってみてほしい。

濃い赤が恋しくなる季節、最初の一杯にちょうどいい温度と奥行きを備えた一本だ。

アマゾンリンク

庶民のお酒ランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com