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イタリア/南部

苦手プリミティーボでもフィラディスさんなら大丈夫。

モカヴェロ サレント・プリミティーヴォ

Mocavero Salento Primitivo

参考価格:2080円

購入価格:1880円

産地:イタリア/プーリア州

品種: プリミティーボ(ジンファンデル)

購入元:ワインクラブ30

インポーター:株式会社フィラディス

庶民のワインポイント:3.75点

甘ったるくて、くどい味の印象が強いプリミティーボ(ジンファンデル)ですが、アウトレットで売られていたので買ってみまました。

フィラディスさんの2千円以上ワインは、大外れがないので苦手品種でも印象を変えてくれると信じテイスティング。

結論から言うと、なかなかイケます。

プリミティーボ特有のジャーミーな甘味はあるのですが、力強い中にもフィネスと奥行きを感じるエレガントな味わい。

今まで飲んできたプリミティーボが「駄菓子屋の10円風船ガム」のニュアンスだとしたら、今回のワインはキシリトールが配合されているガムのようです。(あくまで比喩の話、ワインがガムの味というわけではないです。)

季節柄、一杯目から赤ワインを飲むことが多くなってきましたが、そう言った意味でも「嫌じゃない甘さのワイン」的なポジションは重宝したくなりますね。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:4点

生産地:3点

買いやすさ:3点

売り文句:5点

すばらしいまとめ方です。勉強になります。

このワイン、フィラディスがワインをこれから勉強しよう、という方向けにセミナーを実施する際にテイスティングの題材としてよく選ぶワインです。なぜなら、まずは誰にでも美味しく感じられて、そして上に書いた香り・味わい表現が誰にでもピンとくるくらい明確に分かりやすく共感して戴けるから。そう、このワインは本当に「飲むスイーツ」なのです。「チョコレートっぽいワイン?本当?」そう思った方は、是非一度飲んでみてください。間違いなく、一瞬で納得しますから。
『プリミティーヴォ』というブドウ品種は、英語で言えば「Primitive=“原始の”」という言葉から名付けられた南イタリアの土着品種。その名の通り原始的な力強さを感じさせる果実の凝縮感が特徴です。イタリア東側最南端、情熱的な太陽に恵まれるプーリア州で、この地で100年以もブドウを栽培し続ける伝統の栽培農家モカヴェロ家は、まさにこの品種を知り尽くした熟練の職人一家。ややもすればパワフルさだけが目立ってしまうプリミティーヴォで、タンニンは細やかに、そして中心はしっかりと整ったワインにしあげるのは見事と言うほかありません。心も体も癒してくれる「飲むスイーツ」。頑張った一日の締めくくりに、是非。

https://firadis.net/category/CLUB30/294.html

アロマ:4点

複雑性:4点

余韻:4点

たいがくんポイント:4点

プリミティーボの新たな一面を知ることが出来まいた。

総合評価:3.75点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 日本で唯一毎日投稿してるおすすめ YouTubeワイン番組。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com