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・テイスティング日記

アフリカーさんのピックアップワイン

ジュリアンスカール・マウンテンヴィンヤーズ・ピノノワール 2021 

 Julian Schaal Mountain 

参考小売価格:2860円

産地:南アフリカ

品種: ピノ・ノワール

購入元:アフリカー

インポーター:株式会社マスダ

シャルドネにも言えることですが、ピノ・ノワールはブドウ品種の中で一番好きでもあり一番嫌いでもあります。

安価で何処の国でも栽培されているので、売り場でもよく見かける反面、振れ幅が大きい品種でもあります。

そういった意味で、ピノ・ノワールは記号(原産地呼称)や知名度(人気生産者)がないと選べなかったりします。

今回のピノ・ノワールは南アフリカ専門店のアフリカーさんのサイトで売れ筋に上がっていたピノ・ノワール。

南アフリカワインフリーク御用達のショップでピックアップされているのだから間違いないと、少々お値段勇気いりましたが、大船に乗った気持ちで飲んでみました。

まず、香りから度肝抜かれます。2千円台じゃありえない「エレガンス」

「これこれ、こんなピノの香りを求めてたんだよ〜」と、クンクンクンクンしちゃいます。

口当たり優しくフワッと消える。

後味のタンニンがまたいい仕事してるんですよね〜。

ただ飲みやすいだけのピノ・ノワールはジュースと同類なのですが、ファーストアタックから余韻までのグラデーションが楽しめるので「本格ピノ・ノワール」と自信を持って言えます。

庶民のピノ・ノワール難民や、ピノ・ノワール初心者に激推の1本ですぞ。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Sランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。