精米歩合84%、月桂冠「純米」

タイプ:純米 

購入元:アマゾン

製造:月桂冠

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Amazonのセールで見つけて購入した、月桂冠の『磨きすぎない、うまさ(精米歩合84%)』純米パック。レビューを見ると「甘口派」と「辛口派」で見事に意見が分かれており、人の味覚の千差万別さを物語っています。今回はこのお酒の正体を、温度帯による変化とともに紐解いていきます。

冷酒で際立つ、華やかな香りと骨太なエッジ

4℃〜5℃の冷酒でまず驚かされるのは、その豊かな香気です。メロンを思わせる「カプロン酸エチル」や、ミント、バナナのような「酢酸イソアミル」の清涼感が絶妙に交錯します。

口に含むと、強い酸味が効いた辛口。舌の脇を刺激する苦味や、ピリッとしたアルコール感(人によってはエグ味と感じる一歩手前の力強さ)がありますが、同時にクリームのようなまろやかさも感じられ、非常に立体的な味わいです。

30℃の熱感で変貌する「極辛口」の食中酒

30℃ほどのぬる燗にすると、華やかな香りは一歩引き、引き締まった「極辛口」へと表情を変えます。

ボリューム感と酸味がさらに強調され、お酒単体で飲むと少々ストイックすぎる(俗に言う、好みの分かれる飲みづらさがある)かもしれません。しかし、日本酒に飲み慣れている方なら「お、これは面白い」と膝を打つはず。この酸と苦味こそが、料理を引き立てる最高の食中酒としての武器なのです。

まとめ

「磨きすぎない良さ」というキャッチフレーズの、まさにド真ん中を行く味わい。Amazonでの評価が割れる理由も、この多面的な面白さゆえでしょう。個人的には大満足、高評価の一本でした。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com