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アメリカ

カリフォルニアでスコッチ樽を使ったワイン

ナーリー・ヘッド 1924 スコッチ・バレル・エイジド シャルドネ

Gnarly Head 1924 Scotch Barrel Chardonnay

参考小売価格:2300円

産地:アメリカ・カリフォルニア

品種: シャルドネ

購入元:かめや

インポーター:モトックス

無性に樽々したシャルドネが飲みたくなってくるのですが、飲んだことないシャルドネだとどこまで樽の要素が効いているか飲むまでわからず、ある意味想像とのギャップで満足できなケースが少なくありません。

今回のワインはワイン名に「バレル(語源は樽)」とあり、間違いようのない樽熟シャルドネ。

クリームシチューを飲むタイミングで開けてみました。

香りは期待してた甘いバターの要素が薄く、飲んでみるとまさかの「辛口の苦味系シャルドネ」。

スモーキーな要素は感じ取れるので樽熟タイプとしては間違いないのですが、期待していたシャルドネとは全くの別物。しかし思いのほか、食事との相性が良く、いい意味で期待を裏切った味わい。

よくよく振り返ってみると、自分が勝手に予想していたのはアメリカンオークのバニラ系でしたが、ワイン名にもしっかり「スコッチ・バレル」って書いてあるんですよね。

いわばバーボンとスコッチウイスキーぐらいの差があり、ワインに関してもその違いは歴然。

スコッチ樽、今後注視したくなるキーワードです。

本日の組み合わせ

クリームシチューとフランス産発酵バタークロワッサン

パンはどんなワインでも最高の組み合わせになるのは間違いないのですが、このクロワッサン凄いですよ。

食べる前は「パンなんて近所のパン屋で買えばええやん」なんて身構えてましたが、ネットでも大絶賛の嵐だったので、試してみました。

まず、冷凍パンって「チンしてぐんにゃり」ってイメージだったのですが、生地状態からオーブンで焼き上げるスタイルが斬新。

ホックホクのカリふわパンが、焼き立てで食べられるって「近所のパン屋、コンビニ」では体験できない代物。

ましてや、材料はフランス産なので、貴族感が楽しめ、味わいにバイアスがかかります。

焼き時間は冷ましタイムも入れて30分弱なので、手間っちゃ手間ですが、「手間ひまかけるからこその美味しさってあるんですよね。

まとめ買いすれば、近所のパンと変わらない値段だし、冷凍庫に常備しておきたい代物です。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。