シャトーデレスラ トカイ フルミント ドライ 2017
CHATEAU DERESZLA TOKAJI FURUMINT 2017
参考価格:1430円
購入価格:1115円
産地:ハンガリー/トカイ
品種: フルミント85%ハールシュレヴェリュ15%
購入元:大文字屋加藤酒店(ワイン通販ドットコム)
インポーター:モトックス
庶民のワインポイント:殿堂入り
ずっと気になっていたワインサイト「大文字屋加藤酒店」。
販売するワインは店主が全てテイスティングし、納得いくワインしか販売しないという徹底ぶり。
そして、驚くべき安さ。
当研究所が頻繁に利用する葡萄屋さんさえも凌駕する、庶民に寄り添った良心的価格。そして消費者にはうれしい「税込表示」これ、商売やってる人ならわかると思うけど、かなり勇気のいる采配。
そんなサイトで一位に君臨しているワインがこのトカイ/フルミント・ドライ。
トカイのフルミントといえば世界三大貴腐ワインで有名ですが、このワインは辛口仕上げ。
現代的なスクリューキャップに、開封後すぐに漂う、「上級シャルドネのようなザ・エレガンスアロマ」。
この時点で、完全に震えます。だって、千円台前半ワインではありえない別次元のアロマなんですよ。
外観は薄く淡いにもかかわらず、力強い香りを放つのは、フルミントという品種のポテンシャルが高いことを証明してくれてるようです。
タイプ的にはあっさり系なので、コクはないですが、謎の力強さに思わずニンマリさせられてしまう凄まじきワイン。
どんな料理でもカモンベイビー。朝からでもゴクゴクいける。飲み疲れた締めのワインでもしっかり味わい深いクオリティ。
それでいて、税込1115円。
この記事を書きながら、ボトルの70%がなくなってしまう、中毒性も兼ね備えており、凄まじさより、恐怖すら感じます。
ワインのライト消費者には「あっ美味しいね」ぐらいの感想で片付けられそうですが、低価格ワインで嫌な思いを経験しているしているヘビー消費者には脳天が撃ち抜かれる衝撃を受けますよ。
直近で大絶賛した4千円の正月ワイン「サントーバン」と同格以上の太鼓判。
置き場所と予算があれば、日本にあるこのワインを全て買い占めたい気持ちにさせてくれる、「殿堂入り庶民のワイン(内定)」です。
庶民のワインポイント
もはやポイントという概念を超越してしまったワインですよ。
ちなみに、今回購入させていただいた「大文字屋加藤酒店」。
価格面や販売ポリシーは素晴らしいのですが、連絡なしで納期一週間、さらに連絡なしで注文していたワインが1本強制キャンセルされていました。
おまけに手作りのパンを同梱してくれるなど、誠実さを感じる反面、普段大手通販を利用している人からすると、杜撰なところも感じずにはいられませんでした。。